— ゲーム制作はド素人。AIと対話しながら、どこまで作れる? その全記録 —
カカオの一粒が、畑から発酵・乾燥・選別をへて一枚のチョコレートになるまで。 その全工程を「遊べる」ゲームにする——その制作過程そのものを記録した開発記です。 会話しながら、コードで3Dを生み、無料素材で質感を与えていく。省力化された“ものづくりの裏側”をどうぞ。
育成→収穫→発酵→乾燥→選別→袋詰め→出荷。実際のBean to Barの工程を、そのまま遊びの手応えに落とし込む。 まずは気軽に遊べるスマホ版、その先に身体で労働を体験するPC版。二段構えで作りはじめました。
収穫した実を発酵槽へ。温度とpHを切り返しで整え、天気を読んで乾かし、欠点豆を選り分けて袋詰め。 最後は「Bean to Bar工房に少量高品質で売る」か「コモディティで量を捌く」かの出荷戦略を選ぶ。 お手伝いの小人(ウンパルンパ風)が畑を歩き回り、放置でも進む——そんな経営シミュレーションが、もう遊べます。
▶ スマホ版を遊ぶPC版に向けた最初の一歩。3Dソフトに一行も手で触れず、コードだけでカカオの実を生成しました。 10本の縦溝を持つ紡錘形——あの独特の形を数式で起こし、書き出す。鍵も特別な設定もいりません。
幹に直接、実がなる——カカオ特有の cauliflory を再現した木を生成。 そこへ、世界中で公開されているCC0(無料・著作権フリー)の実スキャン素材を直接ダウンロードして、樹皮・地面の質感を与えました。 「形はコードで、質感は無料スキャンで」。手作業ゼロ・費用ゼロで、写実的なアセットが立ち上がる瞬間です。
次は本丸。Unity で、プレイヤー自身がカカオ農家になる一人称の作業ゲーム。 ナタを振って実を落とし、重いカゴを運び、汗をかく——スマホ版が「経営」なら、PC版は「労働の手触り」。 設計図(SPEC)と素材パイプラインが整い、いま部品を一つずつ生成しています。
でき上がった商品より、生まれていく過程に人は惹かれます。チョコレートも、ゲームも、同じ。 AIと対話しながら、形が立ち上がり、質感が宿り、世界が広がっていく——その省力化された制作の裏側を、これからも一話ずつ残していきます。
EPISODE 05 — 発酵・乾燥の“方式で景色が変わる”工程ビジュアル化 … つづく